⑮「自分」を仕事にする生き方
『「自分」を仕事にする生き方』
話題になっていたので、初めてはあちゅうさんの本を読んだ。
Twitterでよくお見かけし、発言をされているので、なんとなくこんな感じだろうと言った予想は立てていたが、良い意味で予想を裏切らず、はあちゅうさんがお考えになっていることを平易な文で述べている本だと思った。
好きと得意は違う。好きなことをやりつづけて、他人よりもできるようになる!ということが書いてあったが、そうだなと思う。
最近TVでもネットでも、強烈なこだわりを持った素人が活躍をされている。マツコの知らない世界に出てくる方はその最たるものな気がする。
自分が好きで、好きでたまらないことを世の中に発信できる時代になり、それにTVが追随する形なのか、SNSでそういう方がいることが分かったので声を掛けているのか。
好きこそものの上手なれとはよく言ったもので、これからは自分がやって全然苦でなくてうまく出来ることで、他人からしたらめんどいなってことが大事となるとうのは感じる。
この本を読んでいて、「幸せの追求」はキーワードだった。まさに今幸せとはなんやろうと考えているぼくにはヒットだった。
いかに自分が幸せになれるかを考え続けることが大事。
自信を持つことが大事→変化し続けることが大事。
作中に
「あなたにとっての仕事とはなんですか?」
「仕事をすることによってどんな社会を実現したいですか?」という問いかけがあった。
ほんとにね。なんだろうね。
仕事を辞めることにした理由を最近考えているけど、その1つには、
「自分が少しでも時代を前に進めたい」っていうのがあるのが分かった。
たぶん、ぼくがこれまで同様に生きていても誰かが勝手に時代を進めるんやけど、それは嫌やなって。自分もその渦中にいて、少しでも前進させたいなって思う。
シュートという漫画(サッカー漫画)の登場人物が
「ボールを持ったら、すべての観客が自分を見ていると思え。一歩でもボールをゴールに近づけろ」と言っていたのをしきりに思いだす。
誰もぼくのことを見ている訳ではないけど、いつか見てもらえるようになれば嬉しいし、この世に生まれた以上、この時代を少しでも前に進めたい。
おわり。